オンコリスは小反発、テロメライシンの製造開発でシーエムプラスと業務委託基本契約
オンコリスバイオファーマ<4588>は小反発。同社は5日取引終了後、新規抗がん剤テロメライシンの承認申請に向けた商業用GMP(適正製造規範)製造を効率的に推進させるため、薬事コンサルティングなどを行うシーエムプラス(横浜市西区)と業務委託基本契約を締結すると発表した。
テロメライシンのCMC(原薬プロセス研究と製剤開発研究)開発を推進するため、医薬品の薬事申請戦略に多くの経験と高い知見を持つシーエムプラスと契約し、効率的なCMC開発のための薬事コンサルティングの提供を受ける。また、中外製薬<4519>と21年12月に締結したテロメライシンに関するライセンス終了契約に基づき、テロメライシンの製造委託先から22年10月15日までに受領した請求額の約50%を、中外薬からオンコリスが受け取るとした。