アオキスーパは冴えない、来店客数・買上点数減で22年2月期業績予想を下方修正
アオキスーパー<9977>は冴えない。5日の取引終了後、22年2月期の単独業績予想について、売上高を1030億円から1002億円(前期比5.6%減)へ、営業利益を15億円から7億6000万円(同76.2%減)へ、純利益を9億6000万円から5億円(同75.6%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
「新しい生活様式」の浸透による来店頻度の減少や生活防衛意識の高まりへの対策として、低価格販売の強化などに取り組んだものの、生鮮商品の相場変動や原材料及び包装資材などの高騰に伴う主力品目の価格改定の要請により販売促進企画が限定的となったことや、10月の緊急事態宣言解除後の消費者行動の変化に伴う来店客数・買上点数の減少が響いた。また、取引先からの価格改定の要請による仕入価格の上昇なども考慮したという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高755億1100万円(前年同期比5.9%減)、営業利益6億6500万円(同74.8%減)、純利益4億5200万円(同74.3%減)だった。