東京株式(前引け)=92円安、買い一巡後下げに転じる

市況
2022年1月7日 11時47分

7日前引けの日経平均株価は前日比92円63銭安の2万8395円24銭。前場の東証1部の売買高概算は6億5963万株、売買代金は1兆5468億円。値上がり銘柄数は640、値下がり銘柄数は1431、変わらずは114銘柄だった。

日経平均株価は値頃感からの買いが流入するなか値を上げてスタートし、一時300円を超す上昇となった。しかし、買い一巡後は一転して売りに押される展開。午前11時前にはマイナス圏に沈み200円近い下落に売られた後は、やや値を戻した。今晩に米12月雇用統計が発表されるほか、東京市場は3連休となることから手仕舞い売りも膨らんでいる。業種別では銀行株が買われる一方、機械や電気機器などが軟調に推移した。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が安く、ソニーグループ<6758>や日本電産<6594>、キーエンス<6861>が値を下げた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が上昇し、日本製鉄<5401>やジェイ エフ イー ホールディングス<5411>といった鉄鋼株も値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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