10万円以下で買える、大幅増収増益&低PBR 27社 【東証1部】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では700社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に大幅増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が100億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で10%以上増加、(4)PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる27社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは7日現在)
なお、9日(日)19時30分に「10万円以下で買える、大幅増収増益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<3315> 日本コークス 13500 40.0 123000 65.8 10700 0.73
<5363> TYK 30700 11.6 25580 35.3 3460 0.43
<7277> TBK 39600 18.3 52000 30.2 1700 0.42
<5408> 中山鋼 44700 46.9 163000 163 7000 0.28
<6742> 京三 44800 14.1 71000 128 3800 0.73
<5020> ENEOS 44820 34.5 10300000 94.9 450000 0.57
<8999> グランディ 49300 11.1 52400 43.2 3000 0.61
<4220> リケンテクノ 49900 19.0 105000 15.0 6500 0.56
<6262> ペガサス 51800 41.0 17510 43.9 980 0.56
<6165> パンチ 52400 18.3 38400 61.7 2710 0.78
<5976> ネツレン 60500 21.0 51500 151 3700 0.42
<9514> エフオン 61900 21.7 16000 21.0 2900 0.79
<6167> 冨士ダイス 62000 15.4 16440 183 850 0.65
<3289> 東急不HD 65300 11.3 1010000 42.8 66500 0.77
<6480> トムソン 66200 37.6 61000 2344 5500 0.76
<3865> 北越コーポ 70500 16.9 260000 156 25000 0.56
<6339> 新東工 71600 15.1 95000 49.8 4600 0.37
<2674> ハードオフ 72400 12.8 24000 46.7 1300 0.78
<6471> 日精工 81400 15.0 860000 647 44000 0.72
<4410> ハリマ化成G 82100 22.2 76800 220 3500 0.56
<3447> 信和 83200 15.2 16000 10.8 1977 0.79
<8141> 新光商 89400 26.3 130000 66.6 2600 0.67
<8904> アバンティア 89500 32.4 60000 14 2200 0.50
<8281> ゼビオHD 91100 11.3 225335 32 5750 0.35
<5121> 藤コンポ 93800 20.2 35200 183 4400 0.72
<4548> 生化学 95400 16.4 32200 53.8 4650 0.78
<7261> マツダ 98000 11.0 3200000 116 61000 0.51
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース