エスクロAJが急反騰、不動産オークション好調で第3四半期38%営業増益
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>が急反騰している。前週末7日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算が、売上高27億500万円(前年同期比16.2%増)、営業利益5億6600万円(同38.2%増)、純利益3億8000万円(同25.7%増)と大幅増益となったことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症による営業活動の制限が緩和されたことで、大型案件を含めたオークションによる決済件数が増加し不動産オークション事業が堅調だった。また、不動産事業者向け非対面決済サービス「H’OURS(アワーズ)」や建設事業者向けサービスも好調に推移した。
なお、22年2月期通期業績予想は、売上高35億1700万円(前期比14.5%増)、営業利益5億円(同1.6%増)、純利益3億3600万円(同7.6%減)の従来見通しを据え置いている。