ツインバードは急反落、第3四半期営業利益は黒字転換も9~11月期は赤字幅拡大

材料
2022年1月11日 10時27分

ツインバード工業<6897>が急反落している。前週末7日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算は、売上高95億6400万円(前年同期比23.2%増)、営業利益6億円(前年同期2億700万円の赤字)、最終利益3億5700万円(同2億3200万円の赤字)と営業損益は黒字転換したが、9~11月期では営業赤字が前年同期の1億1000万円から2億400万円に拡大しており、これが嫌気されている。

家電製品事業で前期の巣ごもり需要の反動減があったものの、ホテルや病院向けの業務用家電及びOEM製品などのソリューションビジネスが順調に回復した。また、新型コロナウイルス感染症ワクチン用ディープフリーザーの武田薬品工業<4502>向け大型受注や厚生労働省向け追加受注の出荷が9月までに完了したことも大きく貢献した。ただ、下期から大胆な戦略的投資を開始しており、これらが赤字を大きくした。

なお、22年2月期通期業績予想は、売上高137億9000万円(前期比10.3%増)、営業利益8億2000万円(同34.7%増)、純利益4億7000万円(同2.9倍)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.