キーエンスは一時5000円を超える急落、ハイテク高PER株売りのターゲットに
キーエンス<6861>は一時5000円を超える急落となり、全体指数の下落を助長している。金利上昇局面でハイテク系の値がさ株には向かい風が強いが、そのなか同社はPER50倍を超えており、高PER銘柄売りのターゲットとなった。FAセンサーで世界的な実力を有し、海外投資家の評価も高い銘柄だ。しかし、前週末7日に中長期波動の分水嶺である75日移動平均線を大陰線で下抜けたことで、目先は株式需給悪を嫌気した見切り売りや空売りがかさむ展開となった。きょうは日経平均株価へのマイナス寄与度でも上位にランクされている。