良品計画が昨年来安値を更新、秋冬衣料など落ち込み第1四半期は2ケタ営業減益
良品計画<7453>が4日続落し昨年来安値を更新している。前週末7日の取引終了後に発表した第1四半期(9~11月)連結決算が、売上高1229億4600万円(前年同期比6.9%増)、営業利益111億4700万円(同15.3%減)、純利益78億4300万円(同36.0%減)と2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。
国内外における店舗数の増加により、売上高は第1四半期として過去最高の実績となったものの、秋冬物の衣料品が落ち込んだことや新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンの影響が続くベトナムからの納期遅れなどが響き、衣服・雑貨の販売が低調だった。
なお、22年8月期通期業績予想は、売上高4800億円(前期比5.8%増)、営業利益450億円(同6.0%増)、純利益320億円(同5.6%減)の従来見通しを据え置いている。