タマホームが急反発、22年5月期業績及び配当予想を上方修正
タマホーム<1419>が急反発している。11日の取引終了後、22年5月期の連結業績予想について、売上高を2250億円から2350億円(前期比7.8%増)へ、営業利益を113億円から120億円(同9.1%増)へ、純利益を73億円から76億円(同6.0%増)へ上方修正し、あわせて110円を予定していた期末一括配当を115円に引き上げたことが好感されている。
上期において、主力の住宅事業で受注状況が引き続き順調に推移し、住宅引き渡し棟数が5207棟と上場来過去最高を更新したことや、保証延長工事の契約件数増加に伴いリフォーム事業が好調に推移したことが要因。また、不動産事業の戸建分譲事業で、受注・引き渡しともに好調に推移したことや、マンション事業で新規プロジェクト3棟のうち1棟を完売し、残り2棟についても順調に販売活動を進めたことなども寄与した。
同時に発表した第2四半期累計(6~11月)決算は、売上高1151億400万円(前年同期比16.7%増)、営業利益60億1600万円(同42.0%増)、純利益41億100万円(同30.3%増)だった。