サイバーエージェントが動兆、映像コンテンツ制作分野参入で新境地開拓へ
サイバーエージェント<4751>が動兆しきりとなっている。後場に入り56円高の1874円まで上値を伸ばす場面があった。ネット広告代理店事業を祖業とするが、メディア事業や投資事業など幅広く展開し、ネットテレビ局「アベマ」などの育成にも努めている。直近ではメディア事業において映像コンテンツ制作に参入することが伝えられていたが、きょう昼ごろ、日本アカデミー賞受賞作品「新聞記者」監督の藤井道人氏などが所属し、映画やドラマなどの制作を行っているBABEL LABEL(東京都新宿区)の発行済株式を取得し、連結子会社化したことを発表しており、これが株価を改めて刺激する材料となっている。映像コンテンツ分野への参入による事業の多角化推進で、業容拡大を見込んだ買いを呼び込んでいる。