三協立山が後場急落、期末配当予想の減額や通期見通しの据え置きを嫌気
三協立山<5932>が後場急落。同社はきょう午後1時に、22年5月期の年間配当予想15円を据え置くものの、当初の中間5円、期末10円とする計画に対し、中間10円、期末5円へ変更すると発表しており、期末配当予想の減額が嫌気されているようだ。好調な上期業績を反映して中間配当は増配とするものの、通期の業績予想を据え置いたため、年間では15円配の見通しを維持するとした。
22年5月期第2四半期累計(6~11月)連結営業利益は30億3400万円だった。通期計画39億円に対する進捗率は77.8%となったが、これが据え置かれたことも悪材料とみられているもよう。なお、今期から「収益認識に関する会計基準」適用のため、前年との比較は記載されていない。