放電精密はカイ気配で水準切り上げ、3~11月期営業利益が通期予想上回る
放電精密加工研究所<6469>がカイ気配スタートで一気に株価水準を切り上げてきた。同社は金属放電加工で国内最大手に位置し、アルミ押出用金型でも業界首位級の高い商品競争力を誇っている。12日取引終了後に発表した22年2月期の第3四半期(21年3~11月)業績は、環境・エネルギー関連の産業用ガスタービン部品の受注増加に加え、設備投資関連で前期に納入延期となっていたプレス機などが売り上げに計上され、会社側想定を上回る好調となった。営業損益は5億6000万円の黒字(前年同期は2億7000万円の赤字)で、通期計画の5億円を既に上回っている。これを手掛かり材料に投資資金の攻勢が加速している。