川本産業が急反騰、オミクロン株の国内感染急拡大で大相場の記憶よみがえる
川本産業<3604>が大幅反発、一時18.7%高の1730円まで駆け上がる場面があった。昨年末からにわかに動意含みとなり、前日こそ大きく利食われたものの、前週末7日と3連休明けとなった11日に連続ストップ高に買われるなどでマーケットの注目を浴びた。きょうから日々公表銘柄に指定されているが、なお短期資金流入の勢いにかげりはみられない状況だ。同社はガーゼなどの医療用衛生材大手で、一昨年の新型コロナウイルスの感染拡大の初動でマスク関連株として大相場を演じた経緯がある。国内ではここにきて新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染者数が急増しており、同社はその有力関連銘柄としての位置付けで物色人気に火がついている。