外為サマリー:ドル円は一時113円64銭付近まで下落、日経平均の大幅安で戻りは鈍い

通貨
2022年1月14日 15時09分

14日の東京外国為替市場のドル円相場は午後3時時点で1ドル=113円69銭付近で推移しており、前日午後5時時点と比べて70銭前後のドル安・円高となっている。ユーロは1ユーロ=130円55銭付近と、同60銭前後のユーロ安・円高で推移している。

東京市場は日経平均株価の大幅下落を背景にリスク回避ムードが強まっており、円は全面高となっている。序盤のドル円は実質5・10日(ゴトウビ)に伴う実需のドル買いとリスクオフの円買いが拮抗し、114円台前半のもみ合いでスタートしたが、仲値通過後は円高圧力が強まり、午前10時頃に114円を割り込んだ。昼頃に113円64銭付近まで軟化した後は下げ一服となっているが、日経平均が軟調に推移するなかで戻りは鈍くなっている。日本銀行が来週17~18日の金融政策決定会合を前に、物価目標が2%に達する前に利上げをすることが可能かどうか議論しているとの報道が流れたことも、円買い優勢の地合いの背景にあるようだ。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1480ドル付近と、前日午後5時時点と比べて0.0015ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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