グレイスがS安ウリ気配、四半期報告書の提出遅延に伴う監理銘柄指定を嫌気

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2022年1月17日 10時06分

グレイステクノロジー<6541>はウリ気配、80円安はストップ安となる311円に張りついている。前週末14日の取引終了後、不適切会計処理を巡る特別調査委員会による調査継続と、これに伴う22年3月期第2四半期報告書の提出遅延を発表。これを受けて、東京証券取引所が同日付で同社を監理銘柄(確認中)に指定しており、これを嫌気した売りが膨らんでいるようだ。

当初の調査対象は架空売り上げ計上だったが、それ以外の新たな不適切取引が発覚したことを受けて調査範囲が拡大し、現在も調査が続いているという。同社は今後、四半期レビュー報告書を添付した22年3月期第2四半期報告書を27日までに提出できなかった場合、東証の上場廃止基準に該当することになる。会社側では、特別調査委員会による調査に全面的に協力していくとし、同四半期報告書について具体的なメドがつき次第速やかに提出するとしている。

出所:MINKABU PRESS

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