ミットがS高カイ気配、10万株を上限とする自社株買いと22年11月期75%営業増益予想を好感
MITホールディングス<4016>がストップ高の759円水準でカイ気配となっている。前週末14日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視されている。上限を10万株(発行済み株数の4.85%)、または1億円としており、取得期間は1月17日から7月31日まで。株主還元水準の向上を図るとともに、経営環境の変化に応じて機動的な資本政策を遂行することが目的としている。
また、同時に発表した22年11月期連結業績予想は、売上高42億7000万円(前期比10.5%増)、営業利益1億400万円(同74.9%増)、純利益5700万円(同2.0倍)と大幅増益を見込むことも好感されている。新たに連結子会社となったオレンジコンピュータ及びエーピーエスが加わることに加えて、デジタルマーケティングや認証ソリューションなどの新サービスの受注拡大を見込む。
なお、21年11月期決算は、売上高38億6500万円(前の期比0.4%増)、営業利益5900万円(同56.1%減)、純利益2800万円(同64.1%減)だった。