Jフロントが5日ぶりに反発、12月は“今のうち消費”で売上高2ケタ伸長

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2022年1月18日 10時21分

J.フロント リテイリング<3086>は小幅ながら5日ぶりに反発に転じている。新型コロナウイルスの影響で収益環境に吹く逆風は強いものの、17日取引終了後に発表した昨年12月度の売上高は、大丸松坂屋百貨店合計が既存店ベースで前年比13.6%増と2ケタ伸長を達成した。株価指標面では利益低迷の関係でPERは跳ね上がっているものの、1株純資産は高水準で時価PBRは0.7倍台と有配企業としては割安感が浮き彫りとなっている。ただ、市場では「12月はコロナが収れんする動きをみせていたことで“今のうち消費”の追い風が吹いた。しかし、ここにきて新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の影響が懸念される状況にあり、1月以降はまた厳しい環境が想定されるだけに積極的に上値を買う動きは見込みにくい」(中堅証券ストラテジスト)という声も出ていた。

出所:MINKABU PRESS

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