<動意株・20日>(前引け)=アイドマHD、リアルワルド、ワイエイシイ

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2022年1月20日 11時36分

アイドマ・ホールディングス<7373>=3日続伸。前日の波乱相場で日経平均は800円近い急落をみせたが、マザーズ市場も大幅安で昨年来安値を更新している。しかし、その中にあって同社株はプラス圏を維持した。法人向け営業戦略の立案・実行・検証などをワンストップで手掛けており、就労支援サイトの運営なども行う。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を追い風に22年8月期第1四半期(21年9~11月)営業利益は4億900万円と大幅増益で着地しており、対通期進捗率も34%に達した。一方、株価は昨年11月に5705円(修正後株価)の上場来高値をつけた後は下落トレンドとなり、今月18日には2424円の安値をつけていた。PER面では割高ながら、機関投資家の売りが出切った状態で需給面から上値が軽く、値動きの良さに追随する買いを誘っている。

リアルワールド<3691>=ストップ高。19日の取引終了後、ライブ配信サービス「ふわっち」で貯めたポイントを同社サービス経由で、新たに「PayPay」で受け取ることが可能となったと発表。これが好材料視されているようだ。同社とグループ会社のREAL FINTECHが運営する「デジタルギフト」とサービス連携しているライブ配信サービス「ふわっち」において、貯めたポイントをデジタルギフトまたはRealPayを経由して、PayPayで受け取ることが可能となった。これにより、ポイントを即時にPayPayで受け取り、多種多様なサービスで決済できるようになることで、ふわっちユーザーの利便性向上による同社サービスへの更なる流入増加が期待できるとしている。

ワイエイシイホールディングス<6298>=大幅反発。19日の取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益を16億円から18億円(前期比2.5倍)へ増額しており、これを好感した買いが入っているようだ。業務効率化に向けた施策が奏功していることが業績を押し上げる。一方で売上高については、受注は好調であるものの世界的なサプライチェーン停滞に伴う影響を受け、300億円から260億円(同7.5%増)へ引き下げた。あわせて期末配当予想の上方修正を発表、従来予想の12円から24円に大幅増額した。これにより、年間配当は36円(前期20円)となる見込み。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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