10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 21社 【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2022年1月22日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証1部上場企業では728社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは21日現在)

なお、23日(日)16時00分に「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  ┌ 経常利益 ┐    

コード 銘柄名      金額  増益率   今期   PBR

<9274> 国際紙パルプ   30800   黒転   5000  0.45

<9306> 東陽倉      30900   2.9   1800  0.54

<8600> トモニHD    31600   15.6  16750  0.21

<4220> リケンテクノ   47400   15.0   6500  0.54

<7987> ナカバヤシ    50800   2.5   3100  0.51

<1332> 日水       53300    23  28000  0.90

<9514> エフオン     55200   21.0   2900  0.70

<3861> 王子HD     59200   44.5  120000  0.73

<9310> トランシティ   64000   22.9   6500  0.61

<7590> タカショー    67500   26.0   1452  0.94

<9997> ベルーナ     72400   7.9  18200  0.60

<3865> 北越コーポ    72900   156  25000  0.57

<6381> アネスト岩田   73600    12   4770  0.88

<7189> 西日本FH    77700   36.4  36500  0.21

<5121> 藤コンポ     83800   183   4400  0.64

<6584> 三桜工      85500   104   7700  0.83

<3941> レンゴー     86500   1.9  44000  0.63

<6848> 東亜DKK    87300   8.0   2060  0.94

<9069> センコーHD   92700   15.2  25600  0.99

<3176> 三洋貿易     98700   1.8   6300  0.83

<8133> エネクス     99800   5.8  21200  0.81

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

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