10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 21社 【東証1部】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では728社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは21日現在)
なお、23日(日)16時00分に「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PBR
<9274> 国際紙パルプ 30800 黒転 5000 0.45
<9306> 東陽倉 30900 2.9 1800 0.54
<8600> トモニHD 31600 15.6 16750 0.21
<4220> リケンテクノ 47400 15.0 6500 0.54
<7987> ナカバヤシ 50800 2.5 3100 0.51
<1332> 日水 53300 23 28000 0.90
<9514> エフオン 55200 21.0 2900 0.70
<3861> 王子HD 59200 44.5 120000 0.73
<9310> トランシティ 64000 22.9 6500 0.61
<7590> タカショー 67500 26.0 1452 0.94
<9997> ベルーナ 72400 7.9 18200 0.60
<3865> 北越コーポ 72900 156 25000 0.57
<6381> アネスト岩田 73600 12 4770 0.88
<7189> 西日本FH 77700 36.4 36500 0.21
<5121> 藤コンポ 83800 183 4400 0.64
<6584> 三桜工 85500 104 7700 0.83
<3941> レンゴー 86500 1.9 44000 0.63
<6848> 東亜DKK 87300 8.0 2060 0.94
<9069> センコーHD 92700 15.2 25600 0.99
<3176> 三洋貿易 98700 1.8 6300 0.83
<8133> エネクス 99800 5.8 21200 0.81
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース