10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 21社【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2022年1月23日 16時00分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証2部・新興市場企業では831社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。

下表は東証2部、ジャスダック上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは21日現在)

なお、22日(土)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資  ┌ 経常利益 ┐     

コード 銘柄名    市場   金額  増益率   今期   PBR

<5955> ヤマシナ   東2   7100   37.4   750  0.90

<9478> SEHI   JQ  25700   44.3   1300  0.93

<3035> KTK    JQ  33500   2.3   490  0.53

<9363> 大運     東2  43500   112   400  0.86

<1434> JESCO  東2  48500   21.5   730  0.86

<3316> 東日システム JQ  51200   60.8   603  0.93

<7461> キムラ    JQ  53900   3.1   2250  0.62

<2876> デルソーレ  JQ  54700   79.4   1100  0.87

<6488> ヨシタケ   JQ  55000   37.7   1070  0.58

<3768> リスモン   東2  58700   0.4   675  0.80

<9367> 大東港運   JQ  63900   10.9   1000  0.77

<9029> ヒガシ21  東2  64500   12.7   1450  0.91

<1739> メルディアD JQ  73500   3.9   1980  0.70

<4752> 昭和システム JQ  74100   3.3   530  0.86

<9233> アジア航   東2  74900   0.7   2580  0.79

<6542> FCHD   JQ  78800   3.7   950  0.77

<7131> のむら産業  JQ  84600   2.2   331  0.94

<4999> セメダイン  東2  88500   16.6   1770  0.96

<7879> ノダ     東2  91100   17.8   5000  0.49

<8891> AMGHD  東2  95400   0.2   980  0.47

<9625> セレスポ   JQ  97000   黒転   2250  0.99

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

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