東京株式(前引け)=売り優勢、米株安受け続落も後半下げ渋る

市況
2022年1月24日 11時46分

24日前引けの日経平均株価は前営業日比151円15銭安の2万7371円11銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億4382万株、売買代金概算は1兆3659億円。値上がり銘柄数は954、対して値下がり銘柄数は1123、変わらずは105銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数が大幅続落歩調を続けたことで、リスクオフの流れが波及した。FOMCを目前に控え買いポジションを減らす動きが優勢となり、日経平均は一時300円を超える下げで2万7200円近辺まで下押したが、前場後半は下げ渋る動きをみせている。半導体主力株などに自律反発狙いの買いが入ったほか、海運や資源開発関連に買いが入り全体相場を下支えしている。値下がり銘柄数は全体の5割強にとどまった。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、ソニーグループ<6758>も売りに押された。任天堂<7974>、日本電産<6594>なども値を下げた。SHIFT<3697>が大きく利食われ、ベイカレント・コンサルティング<6532>も安い。三井E&Sホールディングス<7003>が急落、Gunosy<6047>も大幅安。半面、日本郵船<9101>など海運株が強く、朝安の東京エレクトロン<8035>も小幅ながらプラス圏に切り返した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも頑強な値動き。キャリアリンク<6070>が商いを伴い大幅高、サイバーコム<3852>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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