２４日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は９９ドル高と７日ぶり反発
２４日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比９９．１３ドル高の３万４３６４．５０ドルと７日ぶりに反発した。
ＮＹダウは一時、１１００ドルを超す下落となる場面があった。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による早期金融引き締めへの警戒感が強いほか、ウクライナ情勢の緊迫化を受けリスクオフからの売りが膨らんだ。ただ、米株式市場は急激な下落が続いていることから、売り一巡後は下値に買いが流入。引けにかけ急速に値を戻し、結局プラス圏に浮上して取引を終えた。マイクロソフト<MSFT>やアマゾン<AMZN>が高く、メタ・プラットフォームズ<FB>（旧フェイスブック）が上昇した。ウォルト・ディズニー<DIS>やホーム・デポ<HD>、アドビ<ADBE>が値を上げ、エクソン・モービル<XOM>やクアルコム<QCOM>、マイクロン・テクノロジー<MU>が買われた。半面、テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が安く、ネットフリックス<NFLX>やフォード<F>が軟調。JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>が値を下げた。
ナスダック総合株価指数は、８６．２０８ポイント高の１万３８５５．１３０と５日ぶりに反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１４億９３４４万株だった。