ブレインPが急速切り返しへ、上期業績見通しの大幅上方修正で見直し買い
ブレインパッド<3655>が急速な切り返しをみせている。寄り付きカイ気配スタートで年初から一貫して上値抵抗ラインとなっていた5日移動平均線を上回ってきた。人工知能(AI)を活用したデータ分析を強みに企業の経営を支援するコンサルティングビジネスを展開しているが、足もとの業績は会社側想定を上回って好調に推移している。同社は、25日取引終了後、22年6月期上期(21年7~12月)の業績予想(今期から単独ベースに移行)の修正を発表した。経常利益は従来予想の5億1000万円から6億7800万円(前年同期連結は2億5600万円)に大幅増額した。また、22年6月期通期業績予想は売上高が86億円(前期連結は71億100万円)、経常利益は12億5000万円(同8億8300万円)を計画している。経常利益は3期ぶりの過去最高更新となる見通しだ。