アサヒ陶が急落、元代表取締役がインサイダー取引の疑いで逮捕される
アサヒ衛陶<5341>が急落している。26日の取引終了後、大阪地方検察庁により金融商品取引法違反の疑いがあるとして、元代表取締役の町元孝二氏が逮捕されたと発表しており、これが嫌気されている。
複数の報道によると、同社は17年11月に現ヤマダホールディングス<9831>傘下のヤマダ電機との業務提携を発表したが、発表前の17年8月にアサヒ陶株5万株を買い付けた疑いという。アサヒ陶では、「これまでの当局による調査の過程で、現在当社に在籍する全ての役職員及び元役職員の関与は、一切認められていない。当局による捜査に全面的に協力するとともに、被疑事実が明らかになった時点で厳正に対処する」とコメントしている。