富士電機は急速に切り返す、通期利益見通し引き上げ営業48%増益に
富士電機<6504>はカイ気配で始まり急反発。27日の取引終了後、22年3月期利益見通しの上方修正を発表。営業利益を670億円から720億円(前期比48.2%増)に引き上げており、これを好感した買いが入っているようだ。
同時に発表した第3四半期累計(21年4~12月)の決算は、売上高6199億8100万円(前年同期比10.5%増)、営業利益326億6000万円(同2.3倍)だった。製造業の設備投資の持ち直しの動きが継続するなか、工作機械関連の需要が高水準で推移したほか、自動車の電動化や省エネニーズの高まりなどが追い風となった。