ニチコンが反発、ハンファQセルズジャパンと戦略的パートナーシップを締結
ニチコン<6996>が反発している。同社は27日、ハンファQセルズジャパン(東京都港区)と、自家消費型・住宅用太陽光発電システム市場における戦略的パートナーシップを締結したと発表しており、これが好感されている。
今回の戦略的パートナーシップは、Qセルズの持つ世界トップクラスの高効率・高品質でかつ日本の住宅屋根にフィットした小型太陽電池モジュールやITシステムに関する知見と、ニチコンが開発した電気自動車(EV)を大容量蓄電システムとして活用できるトライブリッド蓄電システム「T3シリーズ」を組み合わせることで、来たる自家消費型市場で求められる太陽光発電システムをいち早く商品化するのが狙い。新システムは4月以降に出荷開始予定で、両社のセールスネットワークを活用した連携営業も実施するとしている。