東映アニメが急落、22年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
東映アニメーション<4816>が急落している。27日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を510億円から551億円(前期比6.8%増)へ、営業利益を145億円から168億円(同8.4%増)へ、純利益を102億円から122億円(同10.2%増)へ上方修正したものの、材料出尽くし感が強まっているようだ。
欧米や中国における「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「デジモンアドベンチャー」シリーズの商品化権やゲーム化権が好調に稼働していることに加えて、国内で配信権販売が好調に推移していることが牽引する。
なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高425億2200万円(前年同期比13.0%増)、営業利益143億3100万円(同20.4%増)、純利益100億5000万円(同16.5%増)だった。