三晃金が後場急伸、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
三晃金属工業<1972>が後場急伸している。午後2時30分ごろ、22年3月期の単独業績予想について、売上高を332億円から345億円(前期比3.9%増)へ、営業利益を18億円から22億円(同22.2%増)へ、純利益を12億2000万円から15億円(同23.0%増)へ上方修正し、あわせて100円を予定していた期末一括配当予想を120円(前期130円)へ引き上げたことが好感されている。
屋根事業において、前回予想よりも工事の進捗が順調に推移していることに加えて、大型の工場・倉庫案件とソーラー屋根工事の売り上げ拡大が進み工事売り上げが増加する。また、工事管理強化による原価低減も寄与する。
第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高251億3800万円(前年同期比4.9%増)、営業利益16億5500万円(同3.7%減)、純利益11億1600万円(同2.4%減)だった。