ケーズHDが22年3月期業績予想を下方修正、自己株取得枠の設定も発表
ケーズホールディングス<8282>は1日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を7720億円から7400億円(前期比6.6%減)へ、営業利益を445億円から400億円(同22.7%減)へ、純利益を320億円から290億円(同25.1%減)へ下方修正すると発表した。22年3月期第3四半期累計(4~12月)営業利益は312億8300万円(前年同期比31.3%減)。7~8月の天候不順でエアコンや冷蔵庫が振るわなかったこと、11~12月に東日本を中心に気温が高めに推移したことによってエアコンや暖房商品が低調であったことなどを受け、業績見通しを下方修正するとした。
あわせて、1000万株(発行済み株式総数に対する割合5.04%)もしくは100億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表した。株主価値を高めるとともに、資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は2月2日~5月31日。