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ロシアとフランスの首脳会談はウクライナ問題を解決に導くのか?

経済
2022年2月1日 18時26分

ロシア大統領府は1月31日、プーチン大統領がウクライナ問題を巡り、28日に続いてフランスのマクロン大統領と再び電話会談したと発表した。ロシア大統領府が発表した声明によると、ロシアとフランスの首脳はロシアが提案している安全保障についても協議し、対面方式での会談の実施を検討している。報道によると、ドイツ、フランス、ロシア、ウクライナが参加する「ノルマンディー方式」と呼ばれる4カ国協議で進展があったようだ。ミンスク和平合意を履行するための対話は継続される可能性がある。

市場参加者の間からはで「フランスなどがロシア側との協議を継続していることは好材料」との声が聞かれている。ただ、ロシアによるウクライナ侵攻の有無に関係なく、米国は何らかの制裁を発動する可能性は残されている。そのため、「ロシアと北大西洋条約機構(NATO)との間で軍事衝突発生の可能性が低下しても、ウクライナ問題のすみやかな解決は期待できない」との見方が出ている。

《MK》

提供:フィスコ

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