百貨店株が高い、高額品の売れ行き好調など寄与し1月売上高大幅増
J.フロント リテイリング<3086>、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>、高島屋<8233>など百貨店株が高い。百貨店大手各社が1日に発表した1月の月次売上高速報では、高島屋が前年同月比21.9%増(高島屋各店と国内百貨店子会社計)、Jフロントが同18.6%増(既存店計)、H2Oリテイが同15.9%(全店計)となった。
前日の通期上方修正の発表を受けて大幅高に買われている三越伊勢丹ホールディングス<3099>も、同22.8%増(国内百貨店計)と大幅な伸びとなった。前年のコロナ禍による影響の反動があったほか、高額品の売れ行き好調が続いていることなどが寄与した。1月は新型コロナウイルス変異株のオミクロン株感染拡大が顕著になり始めた時期なだけに、今回の月次を好感する見方が強まっているようだ。