東エレク、レーザーテックなど底堅さ発揮、SOX指数4.6%安の急落も空売り買い戻し
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体主力株が大きく売り優勢でスタートしたものの、その後すぐに急速に買い戻されプラス圏に浮上する異例の展開をみせた。前日の米国株市場ではハイテクセクターのグロース株に売りがかさんでおり、半導体関連もエヌビディア<NVDA>が5%を超える下げとなったのをはじめ総じて売り込まれ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.6%安と急落した。東京市場でも、米国株市場の地合いを引き継ぎ半導体主力株には向かい風の強い状況にあったが、前日取引時間中に米ナスダック100株価指数先物が大幅安となっていたことを受け、ヘッジファンドなどの空売りを呼び込んでいた。きょうはそのショートカバーが寄り後の値動きに反映された。