サイオス大幅安、先行投資の影響で22年12月期営業益予想72%減
サイオス<3744>が大幅安で、昨年来安値を更新した。同社は3日取引終了後に、22年12月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比72.1%減の1億円としていることがネガティブ視されているようだ。
SaaS(Software as a Service:ソフトウェアをクラウドサービスとして提供すること)事業を強化するため、人件費や研究開発費の増加を見込んでいるという。なお、売上高予想は同1.7%増の160億円と、12期連続の増収となる見通し。
また、21年12月期通期の連結決算は、売上高が前の期比6.0%増の157億2500万円、営業利益が同51.7%増の3億5800万円で着地した。