東京株式(前引け)=7円安、米メタ社の不振も影響限定的
4日前引けの日経平均株価は前日比7円48銭安の2万7233円83銭。前場の東証1部の売買高概算は6億7458万株、売買代金は1兆6842億円。値上がり銘柄数は944、値下がり銘柄数は1106、変わらずは130銘柄だった。
日経平均株価は小幅安。寄り付きは145円安でスタートしたが、一時プラス圏に浮上する場面があった。ただ、上値は重く買い一巡後は再び売りに押された。前日の米国市場で、NYダウやナスダック指数は大幅安となった。メタ・プラットフォームズ<FB>(旧フェイスブック)が2日取引終了後に発表した決算が市場予想を下回ったことが嫌気された。ただ、メタ社の不振は3日の東京市場の下落である程度織り込まれていたともみられている。むしろ、3日取引終了後に発表されたアマゾン<AMZN>の決算は良好だったことを、前向きに評価する動きもある。こうしたなか、日経平均は小幅安で前場の取引を終えた。
個別銘柄では、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>など海運株が高く、東京エレクトロン<8035>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や資生堂<4911>が上昇した。半面、ソフトバンクグループ<9984>やソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>が値を下げた。
最終更新日:2022年02月04日 11時47分