ミクシィが急伸、モンストの回復などで22年3月期業績予想を上方修正
ミクシィ<2121>は急伸。前週末4日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1050億~1100億円から1120億~1150億円(前期比6.1~3.6%減)へ、営業利益を20億~50億円から100億~110億円(同56.4~52.0%減)へ上方修正したことが好感されている。
スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」でマーケティングコストの最適化などを前倒しで実施したことにより、下期で約10億円のコスト削減の見通しが立ったことに加えて、コラボやイベントなど積極的な施策を実施したことで「モンスターストライク」のARPU(ユーザー当たり平均売上金額)が第3四半期に回復し、第4四半期も足もとの業績が好調に推移していることなどが要因。更に、下期を通じて広告宣伝の効率化も進んでいることなども寄与する。
なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高810億8900万円(前年同期比7.6%減)、営業利益92億4300万円(同40.2%減)だった。