8日の株式相場見通し=一進一退か、好決算銘柄は下値の支えに

市況
2022年2月8日 8時01分

8日の東京株式市場は、売り買い交錯の展開で日経平均株価は一進一退の値動きか。前日の米国株市場は方向感の見えにくい展開で、NYダウは前日終値近辺でもみ合い、結局わずかにプラス圏で着地した。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は、プラス圏で推移する場面もあったが、取引終盤に売りが優勢となり下落に転じている。引き続き金利上昇懸念がくすぶるなかハイテク系グロース株に逆風が意識され、バリュー株が相対的に強さを発揮している。東京市場では、前日に日経平均が反落したが2万7000円台近辺では押し目買いが入り大台を割り込むことはなかった。きょうもマイナス圏で推移する場面があっても下値は限定的となりそうだ。企業の決算発表が本格化するなか、好決算銘柄が多いことは全体相場の下支え要因となる。なお、足もと再び軟化し5日移動平均線を下回ってきたマザーズ市場の動向も注目される。

7日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比1ドル39セント高の3万5091ドル13セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同82.339ポイント安の1万4015.668だった。

日程面では、きょうは12月の家計調査、12月の国際収支、1月の景気ウォッチャー調査など。海外では12月の米貿易収支に注目度が高い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.