マルハニチロが反発、養殖ユニットの収支改善などで22年3月期業績予想を上方修正
マルハニチロ<1333>が反発。同社は7日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、足もとの業績推移などを踏まえ、売上高を8200億円から8600億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を200億円から230億円(同42.2%増)へ、純利益を140億円から165億円(同2.9倍)へ上方修正すると発表した。
22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業利益は223億7300万円(前年同期比29.6%増)だった。水産資源事業で漁業ユニットは豪州での高収益商材の販売減により減収減益となったが、養殖ユニットはマグロ販売数量増加や相場回復、ブリ相場の上昇により、事業収支は大幅に改善した。また、加工事業では業務用食品ユニットが量販店総菜、コンビニエンスストアなど向けが堅調に推移したとしている。