TDCソフト---3Qは2ケタ増収増益、各事業分野が堅調に推移

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2022年2月9日 17時25分

TDCソフト<4687>は8日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.9%増の223.57億円、営業利益が同48.8%増の25.10億円、経常利益が同42.1%増の26.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同43.7%増の17.82億円となった。

当第3四半期累計期間においては、感染症への対策の徹底およびリモートワークの積極的な活用等により円滑な事業継続に取り組んだことから、事業への新型コロナウイルス感染症の影響は限定的なものとなったことで、各事業分野は堅調に推移し、売上高は増収を達成した。利益面は、増収効果に加え、デジタル化のニーズの高まりにより、同社グループにおける高付加価値SIサービスが計画を上回り進捗したことや、販管費の抑止効果により増益を確保し、将来の更なる事業拡大に向けた積極的な投資を推進している。

ITコンサルティング&サービスの売上高は前年同期比68.8%増の28.99億円となった。ITサービス管理、クラウドマネージドサービス関連の案件が堅調に推移した。

金融ITソリューションの売上高は前年同期比7.5%増の103.60億円となった。クレジット関連のシステム開発案件等が堅調に推移した。

公共法人ITソリューションの売上高は前年同期比10.4%増の62.43億円となった。運輸業、通信業向けの開発案件等が堅調に推移している。

プラットフォームソリューションの売上高は前年同期比8.8%増の28.54億円となった。クラウド関連のインフラ構築案件が堅調に推移した。

2022年3月期通期については、売上高が前期比6.3%増の290.00億円、営業利益が同16.6%増の27.50億円、経常利益が同9.6%増の28.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8%増の18.80億円とする、2021年9月28日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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