ミライノベート---3Q各利益が黒字転換、不動産事業が好調に推移

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2022年2月10日 12時05分

ミライノベート<3528>は9日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.7%減の56.49億円、営業利益が2.09億円(前年同期は7.04億円の損失)、経常利益が3.87億円(同9.92億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が13.10億円(同24.07億円の損失)となった。

不動産事業の売上高は55.42億円(前年同期は48.13億円)、セグメント利益は8.36億円(同4.33億円の損失)となった。マンション分譲においては、56戸、23.15億円(同77戸、26.79億円)の新規契約を行うとともに、前期契約分を含め53戸を引渡し、売上高は22.19億円(同47戸、15.67億円の売上高)となった。注文住宅においては、46棟、11.78億円(同43棟、11.70億円)の新規契約を行うとともに、前期契約分を含め38棟を引渡し、売上高は14.61億円(同39棟、13.97億円の売上高)となった。戸建分譲においては2棟、1.14億円(同4棟、2.69億円)の新規契約を行うとともに、2棟を引渡し、売上高は1.18億円(同11棟、5.40億円の売上高)となった。商業用施設建築においては、契約実績はなく(同5件、1.30億円)、売上高は0.44億円(同3.48億円)となった。その他の売上高は16.98億円(同9.59億円)となった。

再生可能エネルギー事業の売上高は6.74億円(前年同期は9.92億円)、セグメント利益は3.42億円(同3.16億円の利益)となった。太陽光発電においては、9ヵ所(合計パネル出力45.45MW)の発電所が稼働している。なお、成田神崎発電所(パネル出力19.30MW)については、2021年6月に売却した。バイオマス発電においては、ロシアにおける木質ペレットの製造等、バイオマス発電関連事業を行っており、当第3四半期累計期間においては、4万4千トンを製造し、4万5千トンを販売している。

投資事業の売上高は-5.67億円、セグメント損失は5.68億円となった(前年同期は売上高、セグメント利益ともに実績なし)。

2022年3月期通期については、売上高が前期比26.7%減の77.01億円、営業利益が1.77億円、経常利益が2.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益が8.21億円とする、2021年11月に発表した連結業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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