Mipoxが上値追い態勢、今期営業利益3度目の上方修正で3期ぶり復配へ
Mipox<5381>は地合い悪のなか物色人気を集め、上値を追う展開となっている。同社は表面加工処理に使う液体研磨剤大手で、好採算のウエハー用やHDD用などで高水準の需要を捉えるほか、光ファイバー向けでも実績が高い。このほか次世代パワー半導体分野で先駆している。10日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の13億円から15億円(前期比4.2倍)に増額した。次世代デバイス向けが好調で受託事業を中心に会社側の想定を上回り、期中3度目の上方修正となる。また、好業績を受けてこれまで未定だった配当は19年3月期以来3期ぶりの復配となり、年15円としている。