アクリート急反騰、SMS市場拡大や同業子会社化で今期大幅増収増益へ
アクリート<4395>が急反騰。前週末10日の取引終了後に21年12月期連結決算を発表し、売上高は28億3300万円(前の期単独実績17億3100万円)、営業利益は4億6500万円(同3億4400万円)で着地。続く22年12月期業績は売上高55億4700万円(前期比95.8%増)、営業利益6億4800万円(同39.1%増)と大幅増収増益見通しを示したことから、これを好感した買いが流入しているようだ。
前期はSMS配信サービスが順調だったことをはじめ、昨年10月に買収した同業企業の連結効果などが寄与した。今期は引き続きSMS配信市場の拡大を見込んでいるほか、ベトナム同業の子会社化などが業績を押し上げる見通し。なお、通期配当予想は前期から据え置きの10円を見込む。