DMPが急騰、画像処理半導体「RS1」の大型受注を獲得
ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>が急騰している。10日の取引終了後、アミューズメント市場向け画像処理半導体「RS1」の大型受注を獲得したと発表しており、これが好感されている。受注金額は13億800万円で、22年4月以降の納入を予定しているという。
同時に第3四半期累計(4~12月)連結決算を発表しており、売上高12億7900万円(前年同期比53.4%増)、営業損益9100万円の赤字(前年同期2億9400万円の赤字)、最終損益9100万円の赤字(同2億4400万円の赤字)だった。「RS1」の量産出荷による売り上げを計上したほか、ドローン量産向けカメラモジュールや、カンブリアン社ビジョンシステムの売り上げ計上などが寄与した。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高16億5000万円(前期比63.4%増)、営業損益2億円の赤字(前期4億2500万円の赤字)、最終損益2億200万円の赤字(同3億6400万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。