イーレックス急騰、第3四半期最終利益倍増で通期計画超過し底値買い加速
イーレックス<9517>が全般波乱相場の間隙を縫って急騰、一時13.7%高の1677円まで駆け上がる場面があった。同社は余剰電力を買い取り再販する電力小売り事業を展開するが、国内で複数のバイオマス発電所を運営するなど再生可能エネルギー関連の一角として注目されている。10日取引終了後に発表した22年3月期第3四半期(21年4~12月)の最終利益は前年同期比2倍となる79億900万円と急拡大、通期計画の65億円を大幅に超過しており。これを材料視する形で投資資金が集中した。同社の株価は昨年12月中旬から一貫して水準を切り下げ、昨年来高値3320円から直近2月9日につけた安値1409円まで58%も株価水準を切り下げており、目先値ごろ感からの買いも呼び込んでいる。