東邦鉛が急反発、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
東邦亜鉛<5707>が急反発している。10日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1105億円から1240億円(前期比19.8%増)へ、営業利益を84億円から97億円(同64.6%増)へ、純利益を61億円から70億円(同27.1%増)へ上方修正し、あわせて50円を予定していた期末一括配当予想を75円(前期50円)へ引き上げたことが好感されている。
金属相場、特に亜鉛相場が依然として高い水準を維持しており、第3四半期終了時点で製錬、環境・リサイクル、資源を含む全てのセグメントが計画を上回っていることが要因としている。
なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高921億600万円(前年同期比24.7%増)、営業利益88億4700万円(同2.9倍)、純利益69億2400万円(同6.0倍)だった。