日本リビング保証---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、業績予想の上方修正を発表

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2022年2月14日 15時04分

日本リビング保証<7320>は10日、2022年6月期第2四半期(21年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比34.6%増の16.08億円、営業利益が同191.6%増の4.67億円、経常利益が同119.2%増の5.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同127.9%増の3.55億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2021年6月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっている。

おうちのトータルメンテナンス事業の売上高は前年同期比11.4%増の9.08億円、セグメント利益は同45.3%減の0.62億円となった。直近1年間に取引(いずれかのサービスについての入金)のあったクライアント数は694社となっている。建物20年保証サービスの拡販を最重要課題として、新規クライアントの開拓及び既存クライアントに対する追加提案に注力した。その結果、新規契約は計画通り、前期比約3倍のペースで推移し、直近1年間の入金額は1.86億円となった。

BPO事業の売上高は前年同期比106.3%増の6.52億円、セグメント利益は同636.7%増の4.07億円となった。ESGへの国内外での関心の高まりや電力のFIT(固定価格買取制度)の終了を背景とした再生可能エネルギー関連領域と、GIGAスクール構想に伴うタブレット端末を含む家電領域の案件が引続き好調に推移した。

その他の売上高は前年同期比24.7%減の0.48億円、セグメント損失は0.02億円(前年同期は0.09億円の損失)となった。2020年7月に買収した横浜ハウスにおける住宅建設・大型リフォーム工事等の事業及びビジネスマッチング・決済等を行うプラットフォーム事業は、中長期的な観点により、同社グループの成長に寄与するための基盤作りを進めている。

2022年6月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比21.9%増(前回予想比3.2%増)の32.00億円、営業利益は同83.3%増(同14.8%増)の7.00億円、経常利益は同74.6%増(同12.7%増)の8.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同117.9%増(同14.0%増)の5.30億円としている。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、対前期増減率については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値と比較して記載している。

《YM》

提供:フィスコ

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