本日注目すべき【好決算】銘柄 アスタリスク、アップル、ALBERT (15日大引け後 発表分)
15日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
アスタリスク <6522> [東証M] ★上期経常を一転46%増益に上方修正
◆22年8月期上期(21年9月-22年2月)の連結経常利益を従来予想の1.4億円→3.4億円に2.4倍上方修正。従来の38.5%減益予想から一転して46.0%増益見通しとなった。防水などの業務用件に役立つ付属品特需案件や海外用途でのRFID関係の特需案件など、予定していなかった案件の獲得と納入が複数発生したことが要因。
DyDo <2590> ★前期経常を31%上方修正
◆22年1月期の連結経常利益を従来予想の43億円→56.5億円に31.4%上方修正。減益率が24.9%減→1.3%減に縮小する見通しとなった。グループ共通費をはじめとする販管費の抑制に加え、第4四半期に為替差益3.6億円が発生したことが利益を押し上げた。
アップル <2788> [東証2] ★前期経常を一転7%増益に上方修正
◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の3億7000万円→5億3600万円に44.9%上方修正。従来の26.1%減益予想から一転して7.0%増益見通しとなった。ロックダウンが解除された海外を中心に中古車の販売が伸び、売上高が計画を上回ったことが寄与。コスト削減の進展や持ち分法投資利益の計上なども利益を押し上げた。
ALBERT <3906> [東証M] ★今期経常は51%増で3期連続最高益更新へ
◆21年12月期の経常利益(非連結)は前の期比59.9%増の4.3億円に伸びて着地。続く22年12月期も前期比51.0%増の6.5億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は提携先の国内リーディングカンパニーとの取引深耕によるAI実装支援事業の成長を見込むほか、旺盛なDX人材育成を背景にデータサイエンティスト育成事業も拡大し、22.8%の大幅増収を計画する。
Mマート <4380> [東証M] ★前期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆22年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.2億円→2.7億円に20.9%上方修正。増益率が26.4%増→52.8%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。売上高は計画を若干下回ったものの、デジタルトランスフォーメーション(DX)を一段と進めたことや販管費の見直し・削減が寄与し、採算は大きく改善した。
ユニオンツル <6278> ★今期経常は7%増益、3円増配へ
◆21年12月期の連結経常利益は前の期比90.7%増の54億円に拡大して着地、続く22年12月期も前期比7.3%増の58億円に伸びる見通しとなった。今期は半導体関連などの電子機器工業界や自動車業界の旺盛な需要を取り込み、2期連続の増収増益を目指す。
併せて、前期の年間配当を75円→77円(前の期は70円)に増額し、今期も前期比3円増の80円に増配する方針とした。
株探ニュース