大幸薬品はウリ気配スタート、21年12月期は49億円の営業赤字
大幸薬品<4574>はウリ気配スタート。同社は18日取引終了後、21年12月期連結営業損益は通期計画の20億円の赤字を下回る、49億4700万円の赤字(前の期は56億5000万円の黒字)だったと発表した。配当は無配(同25円)。感染管理事業における需要予測が当初計画から大きく乖離し、上期決算発表時に通期見通しを大幅に下方修正したが、例年の高需要期である第4四半期(10~12月)の販売実績も想定を下回ったとした。
22年12月期の業績予想、配当予想は未定。1月20日に衛生管理製品4品目に対し、消費者庁から景品表示法に基づく措置命令を受けており、現在は今後の売上高への影響を見極めている段階で、業績予想を現時点で見通すことが困難であるためとした。