東エレク、レーザーテックなど下値探る展開、マイクロン急落など米半導体株安が波及
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が下値を探る展開となっている。前週末に東エレクは2000円を超える下落、レーザーテックも1200円あまり下げるなど売り圧力が顕著となったが、週明けの東京市場でも引き続き軟調な値動きで始まった。ウクライナ情勢の不透明感を背景に前週末の米国株市場ではハイテク株への売りが目立ち、半導体製造装置最大手のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が3.8%安と売り込まれたほか、メモリー開発・製造大手のマイクロン・テクノロジー<MU>は8%を超える急落となるなど、半導体セクターへの売りが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も続落しており、東京市場でもこの地合いを引き継ぎ、半導体の主力銘柄には風向きが悪い。