JALやANAHDが急落、ウクライナ情勢緊迫化に伴う経営環境悪化を懸念
日本航空<9201>とANAホールディングス<9202>が急落している。原油価格の上昇に加えて、ウクライナ情勢の悪化に伴うコスト上昇要因が相次いでいることが売り材料視されている。ウクライナ情勢の悪化に伴う航路変更がコストアップ要因となるほか、人流が抑制される可能性も高まっているなど経営環境が厳しさを増していることが懸念されている。4日の米国株式市場でも航空株や旅行株が幅広く売られており、これもネガティブ視されている。
また、国内の旅行関連にも売りが波及しており、エイチ・アイ・エス<9603>、KNT-CTホールディングス<9726>などの旅行大手のほか、アドベンチャー<6030>、エアトリ<6191>なども大幅安となっている。