ホクシン急騰、ロシアのウクライナ侵攻に絡みウッドショックの思惑
ホクシン<7897>は全般地合い悪のなか大幅高。個人投資家を中心とした短期資金が流入し商いも高水準に膨らみ、低位株ならではの物色人気を博している。主力銘柄が手掛けづらく、資源関連や原油関連株にも買い一巡感がみられるなか、小型材料株で値ごろ感のある同社株に買いが集まった。市場では「ロシアのウクライナ侵攻に伴い、エネルギーや穀物の供給が滞る状況で市況高騰を招いているが、木材についても昨年春ごろに起こったウッドショックへの思惑が広がっているようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。同社は昨年もウッドショック関連として高騰した経緯があり、その時の連想もあり上値を見込んだ買いが流入した。